貧血の原因はこれ！

貧血の原因は、ひとことで言うと「血液中の鉄分不足」です。

血液の赤血球は体中に酸素を運搬する役割を持っていますが、その赤血球の核となるのが「ヘモグロビン」と呼ばれる鉄分。
貧血の原因は体内の鉄分が不足しているために、ヘモグロビンや赤血球が正常な人よりも少ないことなのです。
そして、このような鉄分不足が原因の貧血を「鉄欠乏性貧血」といいます。

鉄欠乏性貧血は何が原因で起こるのでしょうか？

まず考えられるのが、さまざまな血液の病気。
あるいは怪我や内臓の病気による大量の出血です。

また、貧血が女性に多い原因は、女性には月経のために出血するという事実です。
とくに近年では子宮筋腫・子宮内膜症などで月経過多になる傾向が強く、女性の貧血傾向が強くなっています。

さらに女性の場合、過度のダイエットで鉄分の摂取が少なくなり、それが鉄欠乏性貧血の原因となることも。
仕事でのストレスや働きすぎも貧血の原因になる可能性があります。

貧血の種類にはいろいろあり、鉄欠乏性貧血のほか、巨赤芽球貧血（悪性貧血）・溶血性貧血・再生不良性貧血・続発性貧血などがあります。

しかし、95%以上の貧血は鉄欠乏性貧血だといわれています。
貧血の人は、まず、日常の食生活をチェックし、鉄分不足になっていないか自己点検してみましょう。

もちろん、鉄分のサプリメントで貧血を予防・治療するというのも一つの方法です。
しかし、医師の診断なく、自己流で安易に鉄分のサプリメントに頼ると、逆に鉄分過剰となり、別の症状が出る恐れもあります。
自分での貧血予防の第一歩は、まず食生活の点検です。

貧血は男性よりも女性に見られやすい病気です。
つらい貧血の症状に悩まされている女性の方も多いのではないでしょうか。
貧血の原因はさまざまですが、95%の貧血は体内の鉄分不足で赤血球不足になる鉄欠乏性貧血と言われています。
立ちくらみ・身体が疲れやすい・肩こりがひどい、なども貧血が原因であるかもしれません。
予防と対策をしっかりと立てましょう！