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鉄分を多く含む食品

鉄分不足が原因で生じる鉄欠乏性貧血を予防・改善するためには、鉄分を豊富に含む食品を積極的に摂取することが必要です。

鉄分補給は食品からが基本ですから、鉄分の多い食品にはどのようなものがあるか覚えておきましょう。
覚えておけば、自宅で食事を作るときだけでなく、外食のときにも応用が利き、貧血予防に有効です。

鉄分を豊富に含む食品は、大きく分けて次のとおりです。

1 レバー・赤身の肉:レバーは牛・豚・鶏・ウナギなど、どの種類のレバーにも鉄分が多く含まれています。 それから牛肉や魚の赤身など。 赤味の赤色は「ミオグロビン」という、鉄分を含む色素の色です。 白身には鉄分は多いことはありません。

2 貝類・卵:アサリやシジミ、卵黄には鉄分が豊富に含まれています。

3 大豆:これはそのままの大豆だけでなく、豆腐・納豆・湯葉・味噌などの大豆製品にも多いです。

4 海藻類:ノリやヒジキ、キクラゲなど。
ただし、これらは一回の食事でそれほど多く食べるものではありませんので注意しましょう。

ちなみに、1,2は「ヘム鉄」、3,4は「非ヘム鉄」と分類されます。
貧血予防という面では、ヘム鉄のほうが体内への吸収効率はいいのですが、他のビタミンやミネラルなど、栄養バランスを考え、ヘム鉄を多く含む食品ばかりに偏らないようにしましょう。

また、鉄分を効率よく摂取するには、これらの食品を摂るだけでなく、次のような点に注意するといいでしょう。

1 果物や生野菜と一緒に食べる:ビタミンCは鉄分の吸収効率を高め、貧血予防に効果的です。

2 コーヒーや紅茶などを飲まない:コーヒーや紅茶に含まれているタンニンという成分は鉄分の吸収を妨げるので、どうしても飲みたいときは時間をずらしましょう。

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このページのカテゴリーは「貧血を徹底解決!」です。
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