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低血圧の症状、ありませんか?

ここでは低血圧の症状について解説します。

まず低血圧とはどのような状態をいうのでしょうか?
低血圧とは、めまいや立ちくらみ、気を失う症状が出るほど血圧が低い状態をいいます。

高血圧と違い、医学的には低血圧ははっきりとした数字の診断基準がありませんが、上記のような症状が現れる場合を低血圧としています。

低血圧の症状は、全身に十分な血液が循環されず、したがって全身が酸素や栄養素を十分に受け取ることができなくなるというものです。
また、二酸化炭素などの老廃物の除去も十分に行われなくなります。

このような状態の結果、低血圧によって次のような症状が現れます。

・めまいや立ちくらみ、時には失神といった症状が見られます。 これは脳に十分な血液が送られなくなるからです。 脳は心臓よりもずっと高い位置にあり、十分に血液を送るためには、ある一定以上の圧力(血圧)で血液を脳に送る必要があるからです。

・息切れや狭心症といった症状。
これは心臓(心筋)自体に血液が十分供給されなくなるからで、心臓が十分に働くなるからです。
また、血液の循環が十分でないため、疲れやすいという症状もあります。

また、先ほど「低血圧には医学的な診断基準がない」と書きましたが、
だいたい、低血圧は最大血圧が100mmHg以下を目安にしています。
低血圧であっても上記のような症状が見られない場合もありますので、症状の程度は人それぞれです。

なお、よく「低血圧の人は朝が弱い」といいますが、これはあくまで俗説で、現時点では医学的な裏付けがないようです。

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このページのカテゴリーは「低血圧を徹底解決!」です。
低血圧は高血圧とは違い、明らかな診断基準はありません。
しかし、低血圧の症状もつらいものがあり、原因を治療して改善したいものです。
低血圧を改善するためには食事や睡眠などの基礎的な生活習慣から変えていくこと。
そして自分の体力に合った適度な運動を心がけ、症状をやわらげていきましょう。
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